笑って退職する秘訣「もう辞めよう」と思っている人に向けてポイントを紹介

計画と準備で円満退職はできる!

介護施設では人員基準といって、利用者に対しての介護職員の割合が決められているため常に人員が足りていないのが現状です。ですので、退職の意向を伝えても引き止めにあったりなかなか思うような退職ができない場合があります。

円満退職をするためには、退職の計画を立てることが大切です。退職を決意したらできるだけ早くそのことを直属の上司に伝えましょう。就業規則などによっては、退職希望は一定期間以上前に連絡をする必要があると明記されている場合もありますので注意してください。

次に、退職の理由です。退職理由は人によってそれぞれですが、結婚や病気、家族の転勤などが理由の場合は比較的引き止められることな少ないです。しかし、退職理由に嘘をつくのはお勧めできません。介護業界で仕事を続けようと思った場合、業界内の情報網もあり嘘が露呈してしまう可能性が高いです。ですので、給与面ややりたい業務など具体的な例を提示することも一つの方法です。今の職場で改善される場合もあるかもしれません。とはいえ、どんな理由であれ引き止められる可能性はゼロではないため、引き止めの対処法(詳細)を知っておくことも大切です。

退職にあたっては、事業所から付与されているものを返却しなければなりません。制服や備品、社会保険証などです。それらを早めに準備をして、手渡せるようにしておくことも退職をスムーズにする大切なポイントです。万が一、紛失や破損がある場合は早めに申し出るようにしましょう。

また、仕事の引き継ぎをしっかり行うことも大切です。引き継ぎ書を作るなどすると引き継ぎ漏れがなく、退職してからも確認の電話が何度もかかってくるということを防げます。